2011年10月14日

Sound Engineのスクリプト

Sound Engineでのスクリプトの作り方をテキトーに解説

この記事で一括無音処理のスクリプトを紹介しましたが、
場合によっては一括してリバーヴをかけたかったりノーマライズしかたったり等
他の命令も使ってみたいことがあるかもしれません。
そこでスクリプトの作り方を簡単に解説してみたいと思います。


1.スクリプトの構成
2.スクリプトにやらせたい命令の調べ方
3.スクリプトの作成

の順で説明していきます。


1.スクリプトの構成
”選択したフォルダ内のファイルに一括して任意の無音を挿入してノーマライズする”というスクリプトを例にします。
スクリプトは上から順番に書いてある命令を処理していきます。
*文字の色は見やすくするためにつけています。

-------------------------------------------------------------

[Folder Open] *フォルダ内のすべてのファイルを選択

[Side Insert Silence] *無音の挿入
Parameter1=0.2 *無音挿入のパラメータ
Parameter2=0.2 *無音挿入のパラメータ2
Selection=0,-0,-1 *処理する範囲とチャンネルを指定
Option=ShowOnce *パラメータの設定を開く

[Normalize] *ノーマライズ
Selection=0,-0,-1 *処理する範囲とチャンネルを指定


[Folder Save] *フォルダを保存する
Extension=wav *拡張子をwavで出力


[Message Box]
Text=終わり! *メッセージを表示


-----------------------------------------------------------

まず[Folder Open]でフォルダを開く
次に[Side Insert Silence]で両端に無音を挿入
次に[Normalize]でノーマライズ処理
次に[Folder Save]でフォルダにセーブ
最後に[Message Box]で処理が終わったことを知らせる
…こういった流れになっています。
[Folder Open][Folder Save]の間に
処理させたい命令を挟み込むといったイメージでいいと思います。
最後の[Message Box]は処理とは直接関係ないのですが
すべての処理が終わったことを確認できるので入れておくと便利です。
Option=ShowOnceについては後述します。
[]で囲まれない行でどのぐらい無音を挿入するかなどの指定をしています。
ここらへんはエフェクトによって異なるので注意してください。


2.スクリプトにやらせたい命令の調べ方
…とこのままでは肝心の命令のところに何を書き込めばどの処理をしてくれるのかわからないです。
例えばリバーブをかけたい時にスクリプトにどんな命令を書けばいいのかがわかりません。
というわけでスクリプトに書き込む命令の調べ方です。
リバーブをかける命令を調べるというのを例にします。

Sound Engine スクリプト解説画像2.JPG

(1)まず適当なファイルをSound Engineで開く
(2)エフェクト(ここではリバーブ)をかける
(3)スクリプトタブの表示をクリック


そうするとSound Engineの処理した命令が表示されます。
ここでは[File Open][Simple Reverb]になります。
[File Open]の命令でファイルを開いていることがわかるので
あとはシンプルリバーブを実行していると思われる[Simple Reverb]の命令をコピーすればOKです。
コピーする時は命令のパラメータまでコピーしてください。
大体の命令はSelectionの行までです。


3.スクリプトの作成
あとはこれらを元に好きなように組み合わせればOKです。
[Folder Open]から[Message Box]までの流れはどのスクリプトでも同じように使えるので
中身の命令だけ変えていけばいいと思います。

----------------------------------------

[Folder Open]

*******************************

ここに処理させたい命令をコピペ

*******************************

[Folder Save]
Extension=wav


[Message Box]
Text=終わり! *メッセージを表示


----------------------------------------

エフェクトをコピペしたまま使うとエフェクトのパラメータの設定画面が出ず、
調べる時に処理したのと同じようにエフェクトをかけてしまいます。
例えばリバーブの場合もっと深いリバーブがかけたいと思った時に
直接スクリプトのパラメータを書き直さなくてはいけないので結構手間になります。
そこで、命令の最後に
Option=ShowOnce
を追加すると、スクリプトを実行した時にエフェクトのパラメータの設定画面がでるのでなかなか便利です。
↑の[Side Insert Silence]の命令のところにおいてあるような感じで追加すればOKです。

その他のパラメータについては↓
http://soundengine.jp/software/soundengine/help/index.php?title=script_spec
Sectionなどのパラメータの説明があります。
posted by トメnrb at 20:01| 東京 ☀ | TrackBack(0) | 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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